【21卒向け】小林製薬 最終面接対策

職種面接のときにも伝えかも知れないが、大切なことなのでもう一度書いておきたい。

この対策レポートは昨年以前の受験者のものを取り纏(まと)めたものだ。だから参考程度にしておいて欲しい。「この質問がきたらこの回答をして…」など、理想のQ&A作りに没頭してしまうと実際の面接では熱意と柔軟性を失ってしまう可能性があるからだ。

過去6年間、小林製薬に合計20名以上の内定者を送り出してきた当社の見立てでは、職種面接に合格した時点であなたの能力や適性は合格レベルだと評価されている

ただ残念ながら最終面接で落ちている人もごく少数いて、彼らの共通点はただひとつ。

「ありのままの自分を魅せられなかった人たち」だ。逆に言えば面接が終わって「ちゃんと素の自分が出せました」と報告をくれた人は、全員が受かっている

この結果からあなたが心掛けるべきは、「いいところを見せたい」「内定を取りたい」という ‘ 欲 ’ から一旦距離を置き、これまで通りリラックスして等身大の自分で勝負することである。結果に執着しすぎると体が固くなり、自分が持つ力を100%発揮できずに自ら勝利を遠ざけてしまう。アスリートのあなたならこの意味が良くわかるだろう。

最終面接に向かう心の状態を言葉にするなら「もし想定外の質問や難しい質問が来ても焦らず落ち着いて対応しよう。胸を張って最後まで一貫性を持った態度で臨もう。熱意、明るさを忘れずに。面接官と一緒に楽しい空気感と時間を作っていこう」といった感じか。そうすれば必ず良い結果が出る。少なくとも私はそう信じている。

では本題に入ろう。

まず今回も前回同様、web面接となる。いつもの1.1~1.2倍くらい明るく元気よく。空回りしない程度に。意識するのはそれだけで良い。

面接官は3名。社長、グループ統括部長(本社役員)、営業役員だ。司会進行者(おそらく女性)もいるので画面には4名見えるが彼女は面接官ではない。社長がいるので多少締まった空気感があるものの、社長を含めた面接官全員がこれまで同様しっかり話を聞いてくれるようなのでリラックスしてもらってOKだ。聞かれる質問を大別すると①ガクチカ・自己PR系 ②志望動機や志望度に関する質問 ③営業に関する質問 ④対応力をみる質問となる。

①ガクチカ・自己PR系
・自己紹介をしてください
・学生時代に力を入れて取り組んだことは?
・野球(←あなたがやっているスポーツ)の素晴らしさ、魅力をPRしてください
・部活動について深堀り
・あなたの強みは?

②志望度や志望動機に関する質問
・志望動機を教えてください
・小林製薬に対する志望度
・他社はどんな企業を受けているのか
・他社と比べて小林製薬はどういうところに惹かれているのか
・内定が出たらウチにくるか
・他社と内定が被った場合どうするか

小林製薬が明確に第一志望ならもちろんそう答えた方が良い。また「第一志望群の中には入っているが第一志望とは言い切れない」場合も正直に回答することをお勧めする。第一志望群にさえ入っていれば、回答が合否に影響することはないからだ。

②営業に関する質問
・なぜ営業なのか
・自分の強みを仕事でどう活かせると思うか
・なぜ営業をやりたいのか
・営業をするにあたってどのような点を意識するか
・自らが営業したものを得意先に棄却されたらどうするか

①対応力をみる質問
・あなたが知っている小林製薬の商品で、その商品のPRをしてみてください
・あなたの部活動のPRをしてみてください
・出身高校はどんな高校でしたか?
・自分をものに例えると?
・自分を食べ物に例えると?
・自分を動物に例えると?

この類の質問は、回答よりもあなたの態度をみている。準備が難しい質問の瞬間、あなたはある意味 ‘ 劣勢 ’ に立たされる。もちろん咄嗟(とっさ)にセンスある回答ができるに越したことはないが、仮にイマイチな回答しかできなくても「この回答が今の自分のベストです」という態度が重要である。恥じた様子などみせる必要は一切ない。あ、いや、念のためわかっていると思うが、開き直るのとは違うぞ。

「最後に質問はありますか?」と聞かれる可能性もある。聞かれたら当然ひとつは質問しよう。作り方がわからない人は【例文あり】絶対にスベらない逆質問の作り方を参考にしてみてくれ。記事に書いてある質問はそのままパクってもらっても構わないが、他の選考者と被(かぶ)る可能性があるので、できれば小林製薬の事業に関する質問や、説明会や面接を通して感じた疑問をひとつ入れることをお勧めする。

【参考:ダメな質問】
・実際、休みって取れるんですか?
・どんな研修が受けられますか?
・ノルマが達成できなかったらどうなりますか?
・入社してから勉強すれば大丈夫でしょうか?

・受験年度別 内定者レポート
最後に、ここをクリックすると、20卒が7名(レポート番号8~14)、19卒が3名(レポート番号5~7)、18卒が4名(レポート番号1~4)の合計14名の本選考レポートをみることができる。特に各レポートの「この企業に受かる人 / 落ちる人」を読めば、受かる人物像を具体的にイメージできるぞ。ただし情報量が多いのでくれぐれも消化不良にならないように。何度でも言うが合格の要点は3つ。①一貫した態度 ②熱意 ③明るさ・元気良さである。

小林製薬の最後の講義は以上です。健闘を祈る!